去年の３月２０日にプロポーズして、５月に入籍をしました。 でもその時は、新型コロナウィルスの影響であまりお出かけもできない状態だったので、結婚式は挙げずに籍だけ入れることにしました。

でもせっかくだから、何か思い出に残ることをしたいよねって話をしている中で 「指輪って買うだけじゃなくて作れたりするのかな？」 という話をふたりでしたのが最初のきっかけです。 コロナウィルスの影響が収まってきて、そろそろ旅行とかできるかなっていうタイミングが来たので、旅行先で作れたらいいんじゃないかと調べました。

自分たちの好きなように作れたらいいなって思っていました。 デザインがキレイな指輪なら既製品でもたくさんあるんですけど、どうしてもしっくりこなくて…。
元々、アクセサリーや高価なものにあまり関心が無いので、指輪を買うのもあまり乗り気じゃなかったんですけど、物を作るのは好きなので手作り指輪にはすごく興味が湧きました。

ブランドとかあまりよくわからなくて、「質が良いものであれば、そういうのにこだわらなくてもいいよね」って話をふたりでしていました。 対外的なステータスとかじゃなくて、自分たちにとってどうかっていうのが大事だよねって。
だから、そういう不安は一切なかったんですけど、失敗して着ける気が起きないような変なできになったら…っていう不安はありましたね。

でも、ホームページに作品例が載っていたし、最後は職人さんが加工して仕上げてくれるとか、品質を大切にしているということが書かれていたので、予約を入れた時点では大きな不安は無かったです。

あまりこだわりがなかったので、決めずにお店に行ったのが申し訳ないなと思いました。 いざ始まってから 「あまり考えてきてないぞ」 「なんか出遅れてるぞ」 って（笑）

結婚情報誌が家にあったので、カタログ的に見たりはしていました。

手作り指輪店の比較はしましたね。 その中で、花風里が良さそうっていうのは思っていたんですが、金沢旅行の旅先で作りたいっていう話になって、調べたら花風里の支店があることがわかったので決めました。

ブログに書いてあった 「業界の悪しき慣習を変えていきたい」 みたいなオーナーの想いとか、「質の高いものをふたりのコンセプトで作っていく」 みたいなところです。 そういうのがブログから伝わってきて、ここであれば間違いなさそうだなと思って。

金沢に行ける、というのが良かった（笑） それは冗談ですけど、自分たちで文字を彫るのがいいなと思いました。

手作りなんだけど、おもちゃみたいなのができるんじゃなくて、きちんとした指輪が作れそうだなというのが一番の決め手でしたね。